パナソニック ホームズの技術力
繰り返しの地震にも強い構造体
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高い品質を追求できる工業化住宅の良さを活かし、精度の高いものづくりで、安心した住宅性能をすべての住まいに備えてきたパナソニック ホームズの住まい。建てた時だけでなく、その価値が何十年という年月を経ても持続する事を私たちは最も大事にしてきました。そのための原則が3つあります。
1つ目は地震の多い国の備えてとして、真に強い「構造」であること。繰り返し地震にも強い耐震性を進化させてきました。2つ目は、目には見えない「空気」を大切にすること。空気質も含めて住まいを捉え、オリジナルの換気システムが誕生しました。3つ目は「時間」。長期保証制度の実現や、エネルギーの自給自足を目指す「ゼロエコ」の家など、長期視点で技術や制度を生み出しています。生涯にわたって満足が続く”価値が持続する家”を具現化するパナホームのテクノロジーをご紹介します。
パナソニック ホームズの構造躯体
制震鉄骨軸組構造(HS構法)
高層ビル建築に採用される制震技術を住宅用に新たに開発し、強固な構造体と自由設計を可能にしました。 |
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重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)
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大型パネル構造(F構法)
大型パネル構造は、外壁・床・屋根などのパネルを一体化させた「強固なブロック体」です。地震や台風などの外力を、構造体全体で受け止め、建物全体にバランスよく分散し、優れた耐震性を発揮します。工場生産比率が高く、施工日数を短く抑えることができます。 |
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繰り返しの地震に強い構造ー座屈拘束技術ー
地震の多い国に建てる家として、地震に強い造りであることが求められます。われわれパナソニック ホームズは、巨大な地震がきても平然と耐える構造であること、さらに本震の前後に多発する余震にもびくつかない構造である事が必要と考えます。地震に強い構造を可能にする技術が「座屈拘束技術」です。地震の揺れの「引張」にも「圧縮」にも力を発揮し、地震から建物を守ります。一般的なブレース構造と違って、建物の変形量が小さく、地震による損傷も防ぎます。
![]() HS構法アタックフレーム |
![]() F構法アタックフレーム |
座屈拘束技術を採用した”K型”高耐力フレーム ※AntiTense(引張)+AntiCompress(圧縮) 高層ビル建築で使われる「座屈拘束技術」を住宅建築に応用しました。 |
耐火性能
延焼被害を最小限に防ぐ
外部からの延焼の防ぐため、住まいの外回りに不燃性の部材を採用しています。外壁には、木造住宅のモルタル20mm厚以上の防火性能に相当するNTC外装材を使用。外部から火の手がせまっても外壁の内側の表面温度は可燃物燃焼温度まで上昇しにくい防火構造になっています。もちろん開口部も延焼防止に配慮した仕様をご用意。また屋根葺材や軒裏にも不燃材を採用。近隣からの延焼の防止にも効果を発揮します。
耐久ー防錆処理ー
パナソニック ホームズの住宅の防錆は、高いレベルの耐久性を確保した2仕様の処理を適材適所に用いています。柱と梁には水や酸素を確実に遮断する粉体塗装を、外壁を構成する枠材には腐食しにくい合金めっき処理を施しています。これらの防錆仕様は「長期優良住宅の普及と促進に関する法律」にも適合した耐久性能です。